子育ての秘訣

子育てカレンダー

6月の行事紹介

季節の風物詩 6月
紫陽花(アジサイ)

紫陽花(アジサイ)

植わっている土壌によって、赤から青まで様々な色を示す梅雨の時期を代表する花です。カラッと晴れているよりも、雨や曇りの方が似合います。

花菖蒲(ハナショウブ)

花菖蒲(ハナショウブ)

アヤメと違って湿地を好むハナショウブも梅雨が似合う花です。菖蒲園と名のつく名所があちらこちらにあります。お子さんとお出かけしてはいかがでしょう。

入梅(にゅうばい、梅雨入り)

例年6月の上旬が東北南部から九州北部の梅雨入り時期です。昔のようにしとしと長い雨が続くのではなく、激しく降って間は晴れるという雨の降り方に変わってきたように感じます。

近頃の子どもはインドア=家の中で過ごす時間が圧倒的に長くなっています。雨が降るとなおさらではないでしょうか。幼児に傘を持たせて歩くと、晴れの日の2倍以上の時間がかかります。傘が気になって歩く速度が遅くなる上に、わざと水溜りに入って水をはねて遊ぶでしょう。

大人になると雨は嫌なものですが、小さい子どもは気にしないものです。おとなが「雨だから外に行きたくないわね」と言い続けていると、子どもは「そうなのかな」と思うのです。子どもは雨の日には晴れの日と違う発見をします。

紫陽花やカタツムリを見つけたら、子どもに教えてやりましょう。紫陽花の色の違いやカタツムリの不思議な動き方に目を輝かすことでしょう。
子どもの体験の幅を広げてやることが、私たち大人の役目だと思います。


川越市・時の鐘

時の記念日(時の記念日)

6月10日は時の記念日です。天智天皇が水時計を用いて時報を告げさせたという故事にならって制定されたものです。当時とは暦自体が異なるので、今の暦で6月10日が相応しいかどうかはさておき、子どもと時間について考えて見ましょう。

時間の感覚は4歳前後から芽生え始めます(「子育ての極意は待つこと」参照)。けれども物事の順序が分かる程度で、時刻や時間について明確に意識しているわけではありません。

おやつを午後3時と決めて、3時になったら時計を指し示し、「3時になったからおやつにしましょうね」と働きかけていれば、3時とおやつは結びつきます。規則正しい生活は時間間隔を養いやすいということが言えます。

けれども幼児期は時間に追われる生活とは無縁でよいのではないでしょうか。夢中になって遊んでいると時間が経つのが早く、退屈しているとなかなか時間が過ぎないという世界で過ごしているのが子どもです。そのような生活を十分に味わうことも大切だと思うのです。

ご家庭で気をつけておきたいのは、アナログの時計を置いておくことです。近頃は家にデジタル時計しかなく、小学生になって時計の読み方で苦労する子どもが増えています。時間は地球の自転が元になっているのですから、時間を理解するには回転運動と時刻・時間の結びつきを意識することが重要です。

アナログ時計は針の回転と時間を直感的に知ることができる仕組みになっています。「短い針が8、長い針が12になったらお風呂に入りましょうね」と時計の針の動きを会話の中に取り入れたらいかがでしょうか。


父の日(ちちのひ、5月の第三日曜日)

母の日に比べると少し影が薄いですが、最近ではデパートやスーパーの父の日のセールもあるので、浸透してきたのではないでしょうか。

普段はあまり話さない仕事について子どもに語ってやるのはどうでしょう?母親に比べると父親が何をしているのかは子どもに伝わりにくいものです。職場の近くまで一緒に行ってみるのも一つの方法だと思います。

羊(2009/06/11)

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